手摺の現場紹介 Vol3
ご訪問ありがとうございます
営業技術一部・営業技術二課の大野です。
さて、今回は私が担当したマンション手摺改修工事についてご紹介したいと思います。
世帯数283戸・手摺改修工事1,600m以上の大型物件です
手摺交換工事は、既存のスチール製またはアルミ製手摺を撤去し、新規のアルミ製手摺を
取付します。今回工事を行うにあたり、いくつか発生した課題と対策の中から3つご紹介します。
新規アルミ手摺搬入時の仮置き場について…
トラックから手摺を降ろし仮置きするスペースが不足気味でした。
手摺本体の置場確保のため、方立を撤去材集積コンテナの上部に仮置きしました。
【方立を撤去材集積用コンテナ上部に仮置きしているところ】
スチール手摺撤去切断の際、鉄粉が発生し駐車場の車や床の長尺シート(店舗や公共施設など人が
よく歩く場所に使用されている摩耗に強いシート状の床材)に付着する可能性がある…
駐車場は二階建てになっており、車の台数も多かったため各車にシートを掛ける事は
困難でした。また、床の長尺シートは今回交換しないとの事だったので、手摺切断時には
外部に鉄粉が付着しないようプラべニアを加工して設置し、当日施工する廊下には
ロールのブルーシートを敷いて、施工後には徹底した清掃を行い錆の発生を防止しました。
【プラべニアを加工し設置したところ】
【ロールのブルーシートを設置したところ】
廊下がかなりの距離があったため、直線・高さ・出入り方向を正確に施工することが求められる…
レーザー墨出器を使用し各所でレベルの確認を行いながら取付し、ボルトの最終締付を行いました。
【手摺 交換前】
【手摺 交換中】
【手摺 交換後】
課題は上記3つ以外にもありましたが、すぐに対策を考え実行したことで、
工期・品質など満足して頂ける工事を行うことが出来ました。
今後も、お客様の要望を的確に捉え、安全を第一に考えて作業を行います。
以上、マンション手摺改修工についてのお話でした
サッシ、玄関ドア、手摺の改修工事を行っております。
管理組合様・設計事務所様・ゼネコン様、ぜひ、三和アルミ工業株式会社までご相談くださいませ!